第110回 リアルと希望を若者へ
第110回:「ネガポジ変換で若者の就職を支援する」

第110回:「ネガポジ変換で若者の就職を支援する」

2017年9月22日(金)午後7時から「不登校の子どもの対応を考えたい」「ネガポジ変換の若者の就職支援とは?」と経営者、NPO代表、大学教員、高校教員、ビジネスパーソン、介護福祉士、監査法人、市民メディアプロデューサーなど16名が集い、対話しました。(感謝!) 詳細はこちら

 いま、「ネガポジ先生」として、引っ張りだこの黒沢さんをお招きしました。高校や大学でのキャリア教育授業の取り組みや、ブラック企業に働く若者の権利意識向上の活動などが、多様な分野の「悩める現場」から注目され、『最悪から学ぶ 世渡りの強化書』(日経新聞出版)などを出版、NHKが「最悪から逃げろ!」と題して黒沢さんの活動を放送するなど、メディアの注目度も高まっています。
 若者自身が「働くこと」について真剣に考えるようになる独自のネガポジメソッドの現場を、黒沢さんに報告していただき、若者就職支援のこれからの在り方を一緒に話し合いました。

◎第110回:「ネガポジ変換で若者の就職を支援する
                ~選択肢を広げるキャリア教育の現場から」
  ☆ゲストスピーチ  黒沢 一樹(くろさわ・かずき)さん
        <NPO法人「「若者就職支援協会」」理事長>
          http://www.syusyokushien.com/

人結びの場

【自己紹介】
 僕は、複雑な環境の貧困の中で育ちました。
 2007年、25歳で若者支援のための相談業務を始めました。

 当時、リーマンショックでしたが、僕は中卒で、17歳で起業し、50社で就業したので、大学生に仕事がない、というのが信じられませんでした。甘えているとしか思えない態度でしたが、「中小企業」と「若者」をつなげることで何かが起こるかもしれないと感じた瞬間でもありました。 その後、すぐに中小企業診断士の資格スクールの勉強仲間と団体を立ち上げたのです。仕事の斡旋はしていません。仕事の就き方を教えています。

【若者支援の方向性】
 「若者が精神的、経済的に自律し、未来へ希望が持てるポジティブな社会」をめざしています。
 若者支援の川上が、教育現場となります。高校や大学のキャリア教育活動をしています。定時制高校を40校担当し、「ネガポジ・メソッド自己分析ワーク」や「失敗から学ぶ未来人講話」「知っておきたい労働法規」など出張授業を行っています。「リアル」と「希望」を届けることに力を入れています。

 川下は、相談活動です。
 毎年、高校の中退者が5万人以上出ます。6割がニート、フリーター、非正規雇用、ブラック企業で働くことになります。中退率は21%です。社会で学べず、コミュニケーションの問題、他国籍、無国籍の問題を抱える若者たちは、「大人は聴いてくれない。でもあなた方は聴いてくれた。相談すればいいと知りました」と言います。現実がつらいとそれを人に隠すようになります。ネガティブには限度がありますが、希望を持てば、絶望します。だから無関心になります。

 僕は、3歳から大人と出会うことができました。コミュニケーション能力を使わないと話をすることすら忘れてしまい、もどかしさや苦しさを感じます。いわゆる低学歴といわれる状況におかれてしまうと生きづらさを感じてしまうことが多いので、様々なアプローチをし、生きづらさを抱えた若者の希望となる「キッカケ」を創ることを使命としています。

【キャリアの考え方】
 企業に体力がない。人を育てる会社になっていない。AIやコンピューターの発達により人にしかできないものが大事。教育する人、人を育てる人、採用する人などはなくなりません。

 日本の中で考えるのを止めて、外国も含めて考える。たとえば、介護の仕事も海外では年収が稼げます。

 パラレルキャリアの薦めとしては、2つ、3つの仕事をすることです。ラテラル・シンキング(水平思考)により、生き方、働き方の組み合わせで大事で、価値が生まれます。

【勘違いスイッチを押そう!】
 僕は、人生の失敗者だけど、見方を変えたら「就職のプロ」です。これが「ネガポジ変換」です。
 「学歴に関係ないキャリアづくりと、豊富な就活経験」として若者たちに「ネガポジ変換」してポジティブに伝えることで、若者たちのやる気スイッチが入り、前向きな思考が生まれます。勘違いスイッチで生き方、考え方が変わります。「いいね」「すごいね」「やばいね」三連単で励ますのです。彼らをよく観てください!気づいてください!


◇人むすびカフェ  ファシリテーター  角田 知行さん
人結びの場

  今日のお題の一つ目は、「ネガポジ先生の話から、どのような『リアル』を感じ、どのような『希望』を感じましたか?(心に残った話は何でしたか?)」二つ目は、「今日、この場から持ち帰りたいことは何ですか?(感じたこと、想ったこと)」

深い対話が交わされました。

終了後のご感想を一部、紹介します。


・最悪の話が最先端の話と思いました。
・失敗を許さない社会は息苦しい。見たくないことを見ましょう。
・優れたことを一つ伸ばすことの大切さ
・希望→絶望→無関心  若者世代の方がリアルをわかっている。
・言葉を大切にする。言葉は人生を変える。
・ブレることを認めよう!ネガポジー言葉のかけ方で人の人生は変わる。 等


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