第21回人むすびの場【報告】ワークショップデザイナー
第21回人むすびの場【報告】

◎ 第21回
「時代が求めるワークショップデザイナーの力」

2010年3月24日(水)の午後7時から第21回目の場がスタートしました。「新しい『学び合い』の創造」に思いを抱くNPO代表、NPO職員、経営者、経営コンサルタント、ビジネスパーソン、技能士、自治体職員、学校教員、金融パーソン、大学院生、コーチなど20名の方々がお集まりくださいました。(感謝!)詳細はこちら  報告書はこちら

大変ユーモアにあふれた苅宿先生(コミュニティデザインがご専門)のお話は「学びの概念」について目からウロコが落ちるようでした。

◎ 第21回テーマ:「時代が求めるワークショップデザイナーの力」
☆ゲストスピーカー(30分)  苅宿 俊文さん(かりやど としぶみさん)
                       (青山学院大学 教授)

人材の森コラム 風景  日本における教師像の間違いは、「二十四の瞳」や「金八先生」からくる勘違いから・・・。 教師がどのように成長するかと言えば、「経験の質で発達する」→「自分が見えてくる」→「子どもにとってわかりやすい」となること。 だから、子どもの育ちがわかる人材育成とは「自分が見えて、子どもが見えてくる」ことに他なりません。

「わかる」とは、「言葉でわかる」「身体でわかる」「感性でわかる」の三つがあり、「わかる」とは自分を知ること。今、わかり直すことが求められています。

互恵性の学習コミュニティデザインでは、「互恵性」は「利他的」ということですが、それは、「排他性」をもたらすことです。みんな仲良くということは、仲間をつくると同時に他と仲良くならない宣言をしているのと同じです。

「学習は、知識の裏側にある知恵を学ぶこと」であり、これをメタ認知というが、「鳥の目」「人の目」「虫の目」のように俯瞰的な学びが必要。やってみなくてはわからないことを知るために「参加することが学び」となる。それがワークショップで、わからないことをやるから面白い!

日本では、1947年(昭和22年)に初めて東京大学でハーバード・デューイが総合学習を行った。ワークショップデザインのキー概念は、協同性、創造性、発見性、互恵性です。

学習は、「知識をわかちあう」「わかる」「できる」ようになることであり、コミュニティの中で自分を発信し、コミュニケーションして自分の居場所を獲得していくこと。

多くの人がつながりを求めているが、人と人はいきなり結びつくのは難しく、時間もかかるが、モノやコトが媒介となるとつながり易い。そのため、コミュニティづくりにつながるコミュニケーションを促進するツールをうまく活用してコミュニケーションをデザインすることが大切です。

たとえば、「逆転時間を楽しもう!キッズワークショップ」では、メディアリテラシーと身体感覚をからめて、デジカメで撮った映像を、パソコンで逆再生して見てみるというシンプルな仕組みの逆転時間を、体育館をいっぱいにつかって楽しみます。それで対話を促進します。

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ワークショプデザイナーは、「学習」の意味を知り、コミュニティづくりにつながるコミュニケーションデザインの工夫をして、これからの協同的で創発的な「学び合い」のワークショップを創造していくことが大切だとわかりました。







◎ 人むすびカフェ  ファシリテーター:角田 知行さん
  「人むすびカフェ」は、ワールド・カフェの手法を用いて、ひとつのテーマから連想されるアイデアを出し合い、初めての方とでも楽しく話し合いをしています。テーブルを回っていくことにより、多くの人と対話を深められます。

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今回のお題は、「あなたが今わかりたいことって何ですか?」

コミュニティ(テーブル)によって、違いが生まれ、ほんとにいろいろな「わかりたいこと」が披露され、発展しました。

模造紙の一部をご紹介します。

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◎ 最後に今日の気づき、キーワードを感想に残し、懇親会に向かいました。

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