◆第26回「人むすびグリーン・ツーリズム
“五感で小菅村”」のご報告
2010 年8 月21 日(土)・22 日(日)都市生活の喧騒から離れて、東京の水源・多摩川の源流「小菅村」を14名&柴犬ちゃんで訪れました。源流体験、森林セラピーや小菅の味づくり体験、村内視察、小菅村の3名と一緒の「人むすびカフェ@小菅村」など、五感をフルに使って村の魅力を堪能しました。(感謝!)
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報告書
◎第26回「人むすびグリーン・ツーリズム2010“五感で小菅村”」のご報告
8月21日(土)10時過ぎ、JR奥多摩駅へマイカー組と貸切バス組が集い、小菅村へ移動。2日間のガイドをNPO法人多摩源流こすげ 事務局長 望月 徹男さんが務めてくださいました。
◆源流体験 指導者:望月 徹男さん
早めの食事を取った後、小菅川で源流体験!
ここは東京都が水源を管理していますが、夏だけ環境教育のために子どもたちに解放しています。
私たちは子どもたちの後について、川に足を踏み入れました。
水がきれい! 冷たさが心地よい! 流れの優しい川なのに、水の力は思いのほか強い!
危ないところもあって、スリルを感じました。
初めての源流体験は、鮮烈な体験でした。
◆小菅の味づくり体験 指導者:小金持ちグループ ダブル木下さん
着替えた後は、小菅の味づくり体験。
小金持ちグループは、金儲けは二の次。自分たちが楽しみながら小菅の特産品を作ろうというグループ。ダブル木下さんご指導のもと、わさび漬けとこんにゃく玉をつくりました。
わさび3キロを刻むのは大変!
こんにゃくも灰汁を入れて練りに練ってつくります。
結構、力が要るのです。
美味しそうに、たくさんできました。
◆人むすびカフェ@小菅村
「すずめのお宿」で、地のヤマメやお野菜をたっぷり使った身体にやさしい素朴で美味しい料理を堪能した後、ロッジで「人むすびカフェ@小菅村」を行いました。
☆ ゲストスピーカー: 中田 無双さん(なかだ むそうさん)(北都留森林組合 参事)
テーマ:「森林を中心とした村づくり」
東京の書店で10年ほどサラリーマン生活を送った後、森林ボランティアの体験プログラムを経験して、林業をやりたくて10年前に小菅村に移り住みました。
北都留森林組合は丹波山村・小菅村・上野原町が一緒になった多摩川源流の森林組合で、職員は、事務3名、技能職員が37名いますが、そのうち半分が20~30代のIターンの人間です。森林保全事業、林産物生産・販売事業、森林林業体験・研修事業を行って います。
「森を中心にした持続可能な循環型社会の実現」を活動理念にして都会の人に発信しています。森林生態系を守るためには、山村振興が欠かせません。日本の木は2割くらいしか使われていません。林業で生活が成り立たず、少子高齢化で山村に人がいなくなっています。山の手入れをしながら、山村地域活性化のために、持続・自立可能な新しい山村産業を生み出そうと努力しています。
神奈川県や東京都とも多摩川上下流域の連携が進んでいます。
最近は、企業との連携も進み、ホンダ、日本たばこなどの企業のCSR事業の委託を受け、森づくりを進めています。
また、東京農業大学はじめ大学との連携も進んでいます。多摩川源流大学では、村人が講師となって活動しています。東京学芸大学は村全体の「エコミュージアム日本村」を目指して公民館でサテライトミュージアムを開設しています。
木を使うことで森を守るために、1本1本の木のトレーサビリティを明らかにし、“face to face”の関係を大事にして売込み、働きかけをしようとしています。
まずは、木心を知ってもらうために、学校で木を使ってもらうための働きかけをしています。人と人の関係を結び直すことが必要だと思っています。
☆ 人むすびカフェ:ファシリテーター 友松惠子さん(ともまつ けいこさん)
(コーチング・ダックメンバー)
友松さんのファシリテーションで、初めての小菅村の方の気持ちもほぐれ、カフェをスタートしました。
今日のトーキング・オブジェクトは、昼間小菅川で拾った石。
お題は、「小菅村の魅力とは?」。
昼間、小菅村の体験をしただけに実感があり、みんな眼を輝かせ、熱く語り合いました。
こんなご意見がありました。
・はじめて会ういろいろな方と話をすることがこんな
に楽しいということがビックリ
・どんな事業にしろ人材の育成が重要
・小菅村の潜在的な魅力を発見。こんなに近い
ところで、何でもできそう。
・林業についてまだまだしらない事が多い。
・村のビジョンが大切。情報発信の方法どうする?
・外(都会)の人を引き込み、一緒に村を盛り上げる
・村のサロンを作ろう。村の魅力のインタープリター
になれる。
・「『木』心の知れている」を小菅村のキーワードにしてはどうか?
・危険 →(一人での旅などで)危険な遊びが一番楽しい ⇒小菅村で
観光をやる場合の一番の魅力になるのでは? ということ
・もっと話がしたい!! もっと多くの村民にも参加してもらいたい。また、
ワールドカフェに参加したい。
・小菅村を多摩川の「拠点」としておもしろく動きをつくりたいと思いました。
・危険だから楽しい源流体験。おいしいものは手抜きしない。コツも大切!! などなど
◆ 森林セラピー 指導者:エコセラピー研究会 小島 力さん(こじま ちからさん)
松姫峠から森をゆっくり歩きました。森林に入ると涼しい風が渡ります。
小島さんから森の植物や動物のお話を聞きながら、思い思いに森を味わいました。
マットを敷いて寝っころがると、本当に自分が地球と同一化し、一部になったと感じました。どうして、アタマは自分と地球は別々のものと思ってたんだろう・・・ 私たちは、自然の一部。
森林セラピーを受けると1ケ月くらい、ストレスを感じにくくなるそうです。 医療的な価値も見出せる森林セラピー、ストレス社会に疲れた心を癒してくれます。
◆ 村内視察 ガイド:望月徹男さんコストが安く作れて、山を壊さない大橋式作業道をつくり、森を間伐して源流の森林資源を守っています。
山の斜面のこんにゃく畑も視察しました。農家の高齢化が進み、耕作がむずかしくなり、山肌が見えたところもあります。

◆ 小菅の湯&物産館
村自慢の美人の湯「小菅の湯」で汗を流し、村の特産品や野菜を買い求める人もあり、思い思いに時間を過ごし、奥多摩駅まで送っていただいて4時過ぎ無事解散しました。
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「自然と触れ合い、五感回復し、人との出逢いに心ふるわす、魂活(こんかつ)!!」 人むすびバージョンのグリーン・ツーリズムが実現しました。
小菅村を推薦してくださった第23回ゲストの茅原さん(都市農山漁村交流活性化機構)、ありがとうございました。
望月さんはじめ、出会った小菅村の方々はみんなあったかくて、お世話になりっぱなしでした。本当にありがとうございました。
持ち帰ったわさび漬けとこんにゃくも、美味しかったです。
秋も冬も、春も・・・いろいろ楽しめる小菅村。村人との交流をもっと継続発展していきたいので、また企画します。


