◆第31回「ボランティアのPR力
~PR力コンテストを事例にして~」
2011年1月25日(木)午後7時から「ボランティアのPR力?PR力コンテストって?」に関心深い大学職員、建築家、中小企業診断士、地域新聞レポーター、大学生、金融パーソン、環境活動家など17名の場づくり人が集い、若いエネルギーで熱く盛り上がりました。(感謝!) 詳細はこちら 報告書はこちら
◎ 第31回テーマ:「ボランティアのPR力 ~PR力コンテストを事例にして~」
☆ゲストスピーカー 西尾 雄志さん(にしお たけしさん)
(日本財団学生ボランティア センター長)

日本財団学生ボランティアセンターでは、学生インターン主導で3つの事業を行い、学生ボランティア支援を行っていることが特徴です。そうして、次の時代を切り開いていく人間育成を目指して取り組みをしています。
私たちは、日本社会の現状を踏まえますと、経済成長の鈍化(安定成長)や少子化の中で政府のパフォーマンスが低下し、ますますNPO・ボランティアが要請される時代になると考えております。
日本は、40代、50代の男性で経済問題でつまづくと死ぬしかないと思い詰めるという現実がありますが、「大きな国家・小さな社会」から「小さな国家・強い社会」になって支える仕組みを持つ国もあります。
日本におけるNPO・ボランティアの現状では、社会的認知の不足、財政基盤の貧弱性などの課題があります。社会的認知を高めるためには、ボランティア団体が、大切な二つの活動をすることが必要と思っています。
一つは、活動の現場で、「いい活動」をすること。
もう一つは、広く多くの人に活動を知らせるPR活動です。
昨年、「競い合い×表現力=成長」のコンセプトで、学生が運営しているボランティア団体が参加して、「PR力コンテストV-1 2010」を実施しました。
なぜ、学生ボランティアにPR力コンテストなのかと言いますと、学生ボランティアに
日本のNPO・ボランティアの現状に風穴を開けて欲しいと思うからです。
コンテストの3つのポイントは、①一番良いところをコンテストで選ぶという競争原理を取り入れて活性化を目指している、②全く映像をつくったことのない参加できるよう、メディアリテラシーを学ぶ講座を用意している、③30秒で伝える映像をつくることで、自分たちの活動の一過性にならないコアを考えることです。
企画運営に当たった学生インターンの山田雄太さんは、30団体の参加があった中で、①映像表現が身についた、②活動の根源を見直し、原点に回帰することができた、と成果を語ってくれました。
同じく学生インターンの山田久二裕さんは、PR力コンテストの目的について①発信力・表現力を成長させること、②学生同士の横のネットワークをつくる場、③自分たちの活動の10年後、20年後がどうなるのか、感じられるような輪を広げる、ことだと報告してくれました。
****************************************************************************************
2011年のコンテストが一層盛り上がり、学生さんの力がいかんなく発揮されますよう期待しています。
力強い若者二人の話に、我々のできることから、この社会を良くする活動を推し進め、広く知らせて共感していただくことの大切さを感じさせてくれた報告でした。
◎ 人むすびカフェ ファシリテーター:角田 知行さん
「人むすびカフェ」は、ワールド・カフェの手法を用いて、ひとつのテーマから連想されるアイデアを出し合い、初めての方とでも楽しく話し合いをしています。テーブルを回っていくことにより、多くの人と対話を深められます。
今回のお題は、「学生ボランティアのPR力コンテストから感じたことが何ですか?」
・知られていないけど大切なボランティアをPRする必要性
・ボランティアは発信することで、どこに共感されているかを常に問うていかなければ
ならない。
・人と人、コミュニティの大事さを痛感。何とかしなきゃ、地域の力、輪、若い人も 子ども、
シニアもつながれるしくみを考えよう!
・「ボランティア」という言葉の捉え方が、年齢、性別、職業環境によってあまりにも
違いすぎる
⇒ 新しい言葉が必要!
・PR力の学びは「コア」を考えること など
◎ 最後に今日の気づき、キーワードを感想に残し、懇親会に向かいました。


