第40回 誰でも先生、誰でも生徒
◆第40回「誰でも先生、誰でも生徒、どこでも学校!」

◆第40回「誰でも先生、誰でも生徒、どこでも学校!」

2011年11月22日(火)午後7時からサマセミ実践者や「愛知サマセミって?これからのキャリア教育に何が求められるか?」に関心深い大学関係者、教育系NPO職員、経営コンサルタンント、キャリアカウンセラー、地域新聞レポーター、市民メディアプロデューサーなど14名の場づくり人が地域に開く学びについて語り合いました。(感謝!) 詳細はこちら   報告書  

◎ 第40回テーマ: 「誰でも先生、誰でも生徒、どこでも学校!
              ~愛知サマセミから拡がるキャリア教育革命」
  
☆ゲストスピーカー  毛受 芳高(めんじょう・よしたか)さん
         (NPO法人アスクネット理事・総合プロデューサー)



人結びの場
 NPO法人アスクネット(愛知市民教育ネット)は、「地域」と「学校等の学びの場」の仲介役の教育コーディーネーターとして、市民参加で「出会い」と「挑戦」の教育を進め、子どもたちに夢を育てるキッカケを提供しています。いろいろな活動の中の原点になったのが「愛知サマーセミナー」通称「サマセミ」です。


http://www.samasemi.net/


 サマセミは、「誰でも先生、誰でも生徒、どこでも学校」を合言葉に開校する地域教育イベントです。1989年から始まり、多種多様な地域の教育資源が集まります。夏休みの3日間で、2011年は1350講座5万人が学びました。そのうち高校生が、プロデュースする講座が300講座。子供たちが講師となって開講される講座はあるなど、学びの主体者が教える主体者にもなっています。

 仙台のオータムセミナーは、今年が震災の影響もありましたが、何とか開催にこぎつけました。他に東海高校サタデープログラムや安城まちの学校ほか、サマセミのコンセプは全国に広がっています。

 ここで、なんで教育NPOを始めたかと自分のことをお話すると、生来の「なまけもの」ですが中学時代の成績が良かったのが、進学高校へ入ってから成績急降下し、無気力化。当時、一番なりたくない職業が教師。その後、「つぶしがきく」工学部情報学部を選び進学。イマイチ積極的になれないままだったのが、3年生になって主体的に一歩踏み出したら楽しくなり、「国際大学生会議」など国際交流などに参加しました。

 大学院1年のときに、「世界青年の船」に参加。参加者の一人のインド青年から戦後の焼け野原から復興できた日本人の精神を学びたいと思い、参加したが、日本人のアイデンティティのなさ、何のために生きているのか?がない。失望したと言われ、ショックを受けました。

 「夢・目標をもたない若者」が大量生産される学校や日本の教育に問題があるのでは?と感じ、今動かなければ間に合わない。教育改革へ賭けてみよう!と決断。活動の結果、いろいろなところとつながっている社会のツボ、のようなものが「サマセミ」だと実感。

 キャリア教育は、個々が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くことの関係付けや価値付けの累積です。産業人材供給の観点からみて現在、高校中退者が53,000人、高卒離職者・非正規雇用者等で128,000人であることを考えると将来の社会負担を増加させる状況を放置したまま、少子化対策をしても無意味。

 キャリア教育の必要性は、「産業構造や就業構造の変化」により、正社員に求まれられる能力の高さが上がったなかで、高校時代に目標をもって行動しはじめ、大学でやりたい仕事ができるための能力・知識を身につけて社会の役に立てるようにすることです。大学の卒業前の水際で将来を考えさせる指導は限界がきています。

 学生が変わるためには、人との「出会い」と「挑戦」の物語が必要で、「変わりたい」「成長したい」という内発的動機なくして変化がありません。滋賀県の聖泉大学CLCセミナーは、大学のキャリア教育の必修授業として、講座の受講者が仮想会社を立ち上げ、「地域のために役立つ・ニーズのある学びを提供する」という課題に学生が取り組むとことで学生が育つことを実践しています。

日本では、衰退する地域社会や産業構造、無縁社会など『地域・産業』の問題と夢や目標を見定められない学生生活、中退の危機など格差社会など『子ども・若者』の問題があります。学校と地域をつなぐ「キャリア教育コーディネーター」がますます求められています。「子どもと若者」の課題と「街・経済」の課題に橋を架ける『社会の架け橋』をつくりましょう!

◎ 人むすびカフェ  ファシリテーター:角田 知行さん
「人むすびカフェ」は、ワールド・カフェの手法を用いて、ひとつのテーマから連想されるアイデアを出し合い、はじめての方とでも楽しく話し合いをしています。テーブルを回っていくことにより、多くの人と対話を深められます。

今回のお題は、「これからの社会に求められる『学び』とはどのようなものですか?サマセミの実践に刺激を受けてさらに可能性を探りましょう」

毛受さんもご一緒に熱く語り合いました。

  人結びの場

・内発的な動機を引き出すには外を意識させる(ステージをつくる)事が必要
・物語には、出来事、登場人物、ナレーターが必要
・学びは内から出るもの。学びは遊びから生まれる。体全体で学ぶ。
・アウトプット(出力)型の教育 人づくり
・あなたの夢がかなったら、誰が幸せになる? の問いかけ     など


人結びの場

最後に今日の気づき、キーワードを感想に残し、懇親会に向かいました。

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