第43回 食の魅力と楽しさを広げる
第43回「食の魅力と楽しさを広げる」

◆第43回「食の魅力と楽しさを広げる」

2012年2月29日(水)午後7時から「食の魅力と楽しさとは?」「被災地を励ます『1000人パエリア』って?」に関心深い教員、経営コンサルタント、NPO職員、ビジネスパーソン、金融パーソン、ライター、写真家など、遠くは宮城県から13名の場づくり人が集いました。「食」の話は誰しもにとって、とにかく楽しく、話が尽きません。
(感謝!) 詳細はこちら   報告書

 ゲストの村田さんは、パエリア発祥の地、バレンシア・スエカのパエリヤコンクールではアジア人で初めて出場し、スタッフを含め国際部門で6回優勝を果たしました。「食」の魅力と楽しさ、本場でも認められたパエリアでの被災地支援の話を伺いました。

◎ 第43回テーマ: 「食の魅力と楽しさを広げる
              ~ 被災地を励ます『1000人パエリア』」

☆ゲストスピーカー  村田 禮三(むらた れいぞう)さん
  (すぺいん亭 オーナーシェフ/ NPO 1000人パエリアプロジェクト 実行委員)


人結びの場  20歳の頃、アルバイト先のフランス料理店の支配人に見込まれ料理の道へ入りました。

27歳の時、出会ったスペイン料理の道で修行を重ね、44年間、料理一筋できました。

能登で過ごした子ども時代は、月に一度はおいしいものを食べたい!と新聞配達や牛乳配達をしながら、夢見ていました。絵を描くと、天才と言われた時代がありましたが、家が貧しくて続けることができませんでした。

 食をつくるときは、「愛情」を込めるということはないです。「情熱」でもない。ただ一生懸命。一番になりたい!と思ってつくります。腕が上がるということは、給料が高くなることだからです。生活ができるようになると、10人の中の1番、100人の中の1番と、本場のコンクールや博覧会に参加して腕を磨き、探求してきました。

人のできないことをしたいと思い、大鍋パエリアの魅力を知ってからは、直径5.5mの鍋でギネス記録を樹立しました。以後、数々のイベントやテレビ番組で料理を制作してきました。誰もができないことをやってきています。

 朝、6時半から自分で仕込みをしています。それが11時までかかります。そのくらい時間をかけないと、雑味(こく)のある美味しいソースはできません。若いスタッフには、朝早くからで気の毒なので自分でしています。

 日常は数字のことを考えています。「経済」があって、よい従業員が集まり、よい料理ができる。そして、よい店にする、いい空間をつくる。そうして、心地よい店づくりに努めてきましたが、お客様の側にも皆さんに楽しんでいただけるようにマナーを求めます。

 大手のファミレスが地域にできたときに、価格競争をするようになります。そこで働いているのは地域で生活する人です。どんな食材を仕入れているか、間近に見ています。働いている人に認められる店でないと老舗になれない。自分は、時間経過とともにブランドになっていく店をつくりたい。

 日頃、自分はコックですから、政治にも経済にもかかわらず、料理のことだけ一生懸命にしています。私が私である何かをしたい。自分ががんばっていないと結果を出せません。人が、ウワーっと声が出る空間づくりを、手づからやっています。

 いろいろチャレンジをしているのも、そのチャレンジが経済につながり、「自分がリーダーをしているチームの人たちが「このおやじのもとで働いていてよかった」と思ってもらえるよう日々、演じています。

 昨年から食を中心に皆が元気になるようパエリアでまちの笑顔をつくりたいと東日本大震災の復興支援活動として「1000人パエリアプロジェクト」を宮城県山元町などで行ってきました。
被災地でボランティアをするのは、自分のためにやっています。自分の背中の荷を下ろすような気持ちです。

■1000人パエリアプロジェクト/すぺいん亭 活動予定

<3/11> 宮城県石巻市で催される「祈りの灯り 希望の灯り」に参加して
1万本のバラとキャンドルで桜の地上絵を制作する地元有志の方々へ
パエリアを提供することで市民主体の行事を支援します!
現地では協賛金を募集中!詳しくはこちら↓をご覧ください。
http://spain-ichiba.p-kit.com/page202709.html


<4/17~20の4日間>
大手町のチャリティー物産展で揚げ立てチュロスの販売とパネルで活動&現地の報告を行います。(売上を被災地のパエリア資金に)
詳細は3月下旬ごろホームページ↓にアップします。
http://spain-ichiba.p-kit.com/page187521.html



◎人むすびカフェ  ファシリテーター:角田 知行さん
 最初のお題は、「食の魅力 あなたにはこれまでどのような記憶、感動、想い出がありますか?」
食べものの話をするとみんな楽しそう。食には理屈でなく、人を笑顔にする力があります。

それを受けて、2クール目のお題は、「食の未来 私たちは食を通じてどのような未来を
つくることができますか?1000人パエリアのあなたバージョンは?」

・食の深さ、大切さ、自分とのつながりを意識すること
・食を囲んだコミュニティの重要性(同じカマの飯を食べる)
・食はそれぞれ体験してきたことが違うけれど、人を幸せにするキーワード
・人は必ず「誰かに食事をつくってもらって」大きくなっている
・食は平和、キズナを作る大切な源だということ
・食を中心に皆が元気になるよう(被災地を)支援!
・「おいしいものを食べている時はケンカしない!」(人類共通の幸せになる話題)
 パレスチナとイスラエルの人がと食事をしながら話あう   など


人結びの場

最後に今日の気づき、キーワードを感想に残し、懇親会に向かいました。

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