第55回 地域⇔「触媒」⇔世界
◆第55回:「地域おこしのカタリスト(触媒)が世界をつなぐ」

◆第55回:
「地域おこしのカタリスト(触媒)が世界をつなぐ」

2013年2月28日(木)午後7時から「地域活性化」「世界に発信」「カタリストとは何?」に思いの熱い、経営コンサルタント、NPO代表、NPO職員、ジャーナリスト、ビジネスパーソン、公認会計士、市民メディアプロデューサーなど、12名の場づくり人が集いました。(感謝!)
詳細はこちら

 全国各地で農商工連携をはじめ多様なビジネスマッチングを手がけ、ユニークな「地域おこし」を先進的に取り組んできた中島さんが、これまでの中島さんのカタリストへの軌跡と今後の地域と海外を結ぶ「グローカル」なビジネスについてお話いただきました。

◎第55回:「地域おこしのカタリスト(触媒)が世界をつなぐ」

☆ゲストスピーチ  中島 康明(なかじま・やすあき)さん
   (独立行政法人 中小企業基盤整備機構 国際化支援センター海外販路開拓支援課長) 


人結びの場  中島さん資料 PDF
 カタリストはビジネスプランを産み出す人です。よく自分のような人間を育てるにはどうしたらよいか?と聞かれることがありますので、この機会にこれまでの思考や仕事・活動との関係をまとめて年表にしてみました。

 85年、コンサルタント志向で大学時代に中小企業診断士の一次試験に合格し、中小企業事業団(現在の中小企業基盤整備機構)に入り、30代には自分なりのコンサルティング手法を確立し、40代で国内に展開、50代には世界へ展開と考えておりました。

 職場では、融資担当で商業や商店街を担当しておりましたところ、95年に経済産業省(中小企業庁法令担当)へ出向を命じられ、「定時で帰る、の意味が終電で帰る」ところで働き、一皮むけました。ここでは、法令はまったくわからないが世間には通じている自分が、法律のプロと渡り合いながら、面白い経験ができました。98年に商店街がシャッター通りになり、中心地が危ないという問題を解決するため、まちづくりに関わる中心市街地活性化法ができました。

 2度目の出向は、04年に、全国商工会議所へ再び出向となり、中心市街地化法が改正となりコンパクトシティに向かい、地域資源が重視されるようになりました。07年に地域資源活用促進法ができ、農商工連携や六次産業化が活発化し、韓国や上海、ロシアとのビジネスにつながってきています。

 30代後半から、21世紀を想像すると「組織の時代から個人の時代」に変わっていく。コンサルタントのような士業は終わりではないか、と思いました。士業からカタリスト(プロデュユーサー)へ。プロジェクトをやって儲ける。MBAからMFA(マスター・オブ・アート)へ。数字を分析するだけの時代は終わったと思います。

 企画発想が主流の時代です。WEBにより情報の伝達が速くなったぶん、リアルの本当の情報は出ていません。ジャパン・クールと言われる日本の良さ、人間性、品格=繊細さを保ちながら、ノウハウを広げていくのが、カタリストだと思います。

 経営支援担当の大阪勤務時代から、フランスでキャリーパミュパミュのプロモーションや漫画家の花村えい子フェアをパリの有名デパートで開催するなど、ビジネス起こしのお手伝いをしました。12年から海外販路開拓支援担当になり、国際化ビジネスに取り組んでいます。

 日本はこれから個人事業主の時代です。一つひとつは小さくてもつながると大きくなる。

 必要なのは、「営業」です。もう一つのお金をどう集めるかということでは、第三のお金の調達として「クラウドファイナンス」があります。アイデア段階からインターネットを通じて、不特定多数の個人から小口の資金を募る手法です。

 自分のいろいろなアイデアはオープンにしますので、ぜひ、ビジネスに活かして欲しいと思っています。


◎ 人むすびカフェ  ファシリテーター:角田 知行さん 
今日のお題は、「今、どのような化学反応があなたの中に起こっていますか?」

・日本の良い面とマイナス面、過疎化の中でのまちづくりに限りがある
・幸せの可視化  新しい時代が始まっている!
・地方の可能性、小さなコミュニティの可能性  共感がキーワード
・クラウドファンディングも人が集まるきっかけになる。
・触媒というのは自分とは異なる環境、視点をつなぐ役目を担う
・個人事業主がつながって働く世界が急速に広がっている  等


人結びの場
人結びの場

参加お申込みはこちら
株式会社テラ・コーポレーション
東京都文京区白山1丁目20番4号
ハウス白山ビル4階
[TEL]03-3815-1981
[FAX]03-3815-1982
資料請求はこちら