第56回 「笑顔の力」で癒やす
◆第56回:「“笑顔の力”を医療現場に届ける」

◆第56回:「“笑顔の力”を医療現場に届ける」


2013年3月14日(木)午後7時から「笑顔の力」を考えたい経営者、教師、NPO職員、写真家、地域新聞ジャーナリスト、花屋、主婦、市民メディアプロデューサーなど、14名の場づくり人が集いました。
(感謝!)
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◎第56回:「“笑顔の力”を医療現場に届ける
~病院ボランティア経験が教えてくれた医療コミュニケーションのあり方」

☆ゲストスピーチ  浅野 マリ子(あさの・まりこ)さん
             (北里大学薬学部 非常勤講師)


人結びの場  23年間病院ボランティアをしてきました。その経験から北里大学薬学部の学生に「医療ボランティア実習」の講座を担当しています。

 2004年6月の時点で、ベッド数200床以上の主要病院の7割に病院ボランティアがいるというデータもあります。聖域に一般市民が入ることで、専門職とのリエゾン(橋渡し)をすることです。

 ホスピタルは、ホスピタリティが語源となっています。外来にいらしたとき、病気の方は緊張していますので、「ようこそ!」の気持を込めてほほえみ、笑顔でやさしい言葉をお掛けすると、眉間のしわがなくなり、表情が柔らかくなります。

 患者さんの病気のことを市民の目線でみて、サービスの視点と利用者の目線から、「第三者の耳」を持ち、専門職にお伝えするのも役割です。
 病院に来る64%が高齢者です。相手の方が今何を求めているか判断し、相手のプライドを傷つけず、気を遣わせないようにすることが大事です。雨が降れば、傘をお持ちですから手を差し出し、「洋服が濡れますのでどうぞ」と気持ちよく傘袋を使っていただくようお声掛けします。そのときの笑顔が信頼関係をつなぐのです。

 病院では閉塞感があります。外の空気をボランティアが運ぶのです。それは、あいさつであり、やさしいまなざし、笑顔、やさしい声掛けです。
「おはようございます。寒かったでしょう。お荷物お持ちしましょう」「この病院には仲居がいるとはありがたいね、助かります」「はい、私は、当病院の仲居でございます」そんなふうに言葉のキャッチボールをすることもあります。

 緩和ケア病棟では、スピリチュアルな状態をよくする心のケアが大事です。
「ぼく、顔色悪いよね?」と聞かれたら、「そうですね。悪いですね。私も心配していますよ」と本当のことを言います。そうすると表情が和らぎます。その方と信頼関係が築けます。ご自分でも悪いと思っていらっしゃるので「そんなことないですよ」とは言いません。私はどんなときも首は、頷くだけ。縦にしか振りません。

 病気の方とのコミュニケーションは「わかりました」の言葉も禁物です。ほほえんで、ただ頷きます。深刻にならないように笑顔を向けると、笑顔になってもらえます。

 大切にしている7カ条があります。
*穏やかで優しいまなざし、笑顔、そしてほほえみをいつも忘れないこと
*先入観を持たず、“無”の状態で受けとめること
*言葉と表情を見逃さないように努めること
*真剣に耳を傾け、頷き、しかし深刻にならない立場でいること
*心を込めて、忍耐強く、関わり続けること
*自分に向き合う勇気と感謝と謙虚な気持ちを持つこと
*心を整えて、必要とされるときの準備をしておくこと

 「笑顔」と「ほほえみ」は、病気の方との関わりにおいて欠かせないものであり、人と人をつなぐ一番のものと思います。病気の方に一瞬でもいい、ほほえみを取り戻して欲しいと思っています。



◎ 人むすびカフェ  ファシリテーター:角田 知行さん

人結びの場

今日のお題は、「あなたの心の中にはどのような笑顔がありますか?」
それぞれに、人生の中でさまざまな笑顔との出会いがあり、その思い出や人をつなぐ「笑顔の力」を語りました。
・母の笑顔   達成感の笑顔
・すべてを包み込む笑顔は治癒力がある
・笑顔は表情だけではなく、人がつながる本来の姿
・最近の若い母親が授乳時に子供の目を見なくなった人が30%もいる!
・無財の七施(お金はなくても笑顔や親切など人に施すことができる)
・笑いは体内ジョギング    等

人結びの場 人結びの場
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◎映画「happy - しあわせを探すあなたへ」上映会をいたしました。
GNH(国民総幸福量)で話題のブータンなど世界5大陸16か国を巡り、心理学者や脳医学 者と「幸せになる方程式」を明らかにするドキュメンタリー映画 http://www.happyrevolution.net/

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