第74回 マンションの未来像
第74回:「マンションのこれからのグランドビジョンを対話からえがく」

第74回:「マンションのこれからのグランドビジョンを対話からえがく」

2014年9月16日(火)午後7時から「マンションでの対話の可能性」「地域コミュニティの再生」に関心深いマンション管理組合関係者、ジャーナリスト、団体職員、NPO役員、中小企業診断士、国家公務員、地方公務員、ビジネスパーソンなど20名の場づくり人が集い、対話しました。(感謝!) 詳細はこちら

 都市の暮らしは超高齢化・少子化・少世帯化の影響を受けて、どんなふうになっていくのでしょうか?
 1950年代に端を発し、都市の住まい方のおよそ半分を占める「マンション」という暮らし方。プライベート重視と思われがちですが、震災以降、コミュニティ形成を求める声も大きくなっています。
 「パークシティ溝の口」管理組合 理事の山本美賢さんから先進的な取り組みを伺い、対話しました。
        ( パークシティ溝の口のホームページ http://www.mizopark.com/ ) 

◎第74回:「マンションのこれからのグランドビジョンを対話からえがく」
                ~世代をこえた都市の地域コミュニティづくり~」
   ☆ゲストスピーチ&質疑応答  山本 美賢(やまもと・よしかた)さん
     (「パークシティ溝の口」マンション管理組合 理事)

人結びの場
【お伝えしたいこと】
*マンションのサイトを作ってコミュニティ活動が広がった
*高齢化が進む大型マンションの未来を考える場づくりで対話を創造

【自己紹介】
 TV制作会社、カラオケ会社、ベンチャー企業を経て、HP政策会社を経営。2011年に「パークシティ溝の口」に移り住んですぐに、管理組合の理事になってしまいました。

【コミュニティ活動への巻き込み】
 川崎市東急田園都市線「溝の口 」駅にある「パークシティ溝の口」は、32年前に建てられ、イトーヨーカドーなども入り、1103世帯暮らす、高齢化が進んでいる大型マンションです。65~70歳が65%。利便性と自然のバランスのとれているとして、文化人や大手企業のOBが多く住んでいます。

 理事になってホームページ委員会に入ることになりました。「どうせやるなら楽しもう!」と一緒に活動する仲間も面白い人たちなので、活動への敷居を下げて、住民が参加したくなるムードづくりができるWebサイト提案を行い、マニュアルを整理したりして、10000ページビューを獲得するようになりました。

■やってきたこと
*PCができない高齢者のためのパソコン教室をホームページ委員会で開催しています
*防災・減災・高齢化への対策のため、住民防災組織による「災害対策名簿」の整備を始めています。避難マップ、備品リストの作成、説明会の動画作成
*貢献住民&関係者レポートなどを作成(緑のおばさん、園芸ボランティアなど)

【メディアによる管理組合活動】
 ゆとりある緑豊かで四季折々に表情を変えていく美しい敷地は、沿線を代表する「資産価値の下がらない大型集合住宅」として認知されています。

 2005年に始まった居住者で構成される修繕委員会による資産価値維持活動は筑波大学による「マンション再生の成功事例」についてのヒアリング調査取材を受けるなど高い評価を受けています。

 樹の剪定をするかどうかの住民の緑のクレームなどにも、板橋サンシティの事例などを参考に勉強会などを開いて、援護射撃をしています。

【パークシティ30周年記念企画】
 住んでいる人に会って、考える機会となる「場」をつくりだくなって、5年、10年後のビジョンを語るグランドデザイン委員会という専門委員会をつくりました。

 1981年の竣工時に入居した第一世代の方と、パークシティで生まれて育ってきたJr.世代のクロストークの場をつくりました。パークシティや溝の口周辺のことなどを振り返っていただき、過去と現在の違いなどについてをいろいろ語っていただき、地域のアイデンティティを確認しました。

【ぱーくcafe】
 グランドデザイン委員会が主催して、マンション住民の互いの思いを受け入れ合う場をつくっています。カフェを2ケ月に1回開くことにして、住民が施設のこと、環境のこと、未来のことなどをコーヒーを飲みながら気軽に話し合っています。しかもここで交わされた意見や要望が管理組合の合同会議にきちんと届く仕組みです。

 自治会と管理組合が乗り合う場として、グランドデザイン策定にみてアンケート調査や交流イベント、安心安全のためのコミュニティづくりをしています。

 近隣の大型集合住宅は、それぞれに住民層が違っています。これからは、連携し合って、 世代をつなぐ「メディア」を使って、地域コミュニティを再生したいと思っています!

◇人むすびカフェ  ファシリテーター  角田知行さん
人結びの場

 今日のお題は、「どんな要素が加わると街の魅力が高まりますか?」
 マンション住人、管理組合関係者のご参加で当事者意識も高く、今回の対話も盛り上がりました。ご感想を一部、ご紹介します。


・大規模マンションと旧地元民との対話が重要
・集まる場が必要。内と外の人が出入りできる場
・マンションは単なる共同住宅ではなく、人生を共有する共同体
・地域のアイデンティティー=グランドデザイン
・カタイ場・ヤワイ場/対立軸をこえられる信頼感の醸成、コミュニケーション作り
・異質な人たちをお互いに受け入れる寛容さ
・適切な距離感の選択 マンションの中だけの交流ではない空き店舗でプレゼンテーションできる場所
・資産価値の下がらないマンション=居住者自らが自主的に住みやすい環境を形成することが不可欠であること    等

人結びの場
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