第75回 社会全体での終身雇用
第75回:「社会全体での終身雇用の実現へ」

第75回:「社会全体での終身雇用の実現へ」

2014年10月20日(月)午後7時から「社会人材って?」「ミドル・シニアの学び・起業」に関心深い、企業経営者、NPO役員・職員、中小企業診断士、マーケティングコンサルタント、フリーアナウンサー、ジャーナリスト、ビジネスパーソン、金融パーソンなど23名の場づくり人が集い、対話しました。(感謝!) 詳細はこちら

◎第75回:「社会全体での終身雇用の実現へ
                ~<社会人材学舎>が目指す人材と社会の活性化~」
   ☆ゲストスピーチ&質疑応答  野田 稔(のだ・みのる)さん
     (<社会人材学舎>代表理事、明治大学大学院教授)

人結びの場
【社会人材舎の成り立ち】
 2013年9月に、司法試験合格者を育ててきた弁護士で「伊藤塾」の塾長、伊藤真氏と共同で一般社団法人「社会人材学舎」を設立し、「社会人材」の育成に乗り出しました。
 「社会人材」=「自分の本来の力を発揮し、世の中に役立てようとする人材」です。そして、「社会人材学舎」は、自分を磨き、自分を活かす道を見つける場です。

【日本の中長期の“有事”】
 400年スパンの日本の人口動向で見ると、1900年の「坂の上の雲」を目指した時代から我が国の人口がここ100年で3倍にも増加し、経済も発展しました。しかし、今後100年で日本の人口は3分の1になることが予測されています。

 もし、1億人程度の人口を維持しようとするなら、2100年には日本は4700万人の日本人 と、5300万人の新日本人(移民)の暮らす、“内なる国際化”の進んだ国にならなければならない。もしくは、4700万人(現在の韓国(5000万人)とほぼ同じような大きさ)でも成り立つような新たな国の姿を模索する必要があります。みんなが働いて、みんなが価値を出す国にしていくことです。

 「個の幸せ」と、「企業活性化」・「社会活性化」の社会的均衡点を模索し、動的安定社会をつくる必要があります。企業は利益を最大目的にする時代ではない。企業は、イノベーション目的病にかかっていて、バブル時代の50代が正社員の半分を占めるいびつな構成になっており、沈滞しています。

 人材のリストラではなく、人材を活かし、動かすことで社会のリストラクチュアリングを推進する。大企業からベンチャー企業へ、NPOやNGO等の団体へ、或いは農業や介護の現場へ。社会全体での終身雇用と、人材の適材適所の実現を通して、皆が活き活きと働く『幸せな社会』へ動き出しましょう。

【人からはじまる社会の活性化】
 人生80年、積極的にセカンドキャリアを創らなければならない時代になりました。大企業で経験を積み広い視野と高いスキルを持った人材がこれからの日本を支える成長企業で活躍する必要があります。成長企業は、大企業経験者の幅広い経験や知識を求めている。しかし求めているのは大企業での肩書や経歴ではなく、企業と共に成長しようとする想い・「志」です。

 自分にはどんな力があるのか。仕事を通じどんな自己実現をしたいのか。自分の力を、どう社会に役立てたいのか。会社と共にどう成長をしたいのか。その想い・「志」が 社会の活性化と人生の充実につながります。

 とはいえ、多くの企業人が自分は、ずっとこの業界しか知らないので、つぶしが利かないと言います。本当でしょうか?
 その仕事をするためだけに生まれてきたわけではないはず多くの人が、知らずのうちに 自分が属する集団の枠に嵌り、自分の可能性を忘れています。

 人は、変われる。可能性を広げるメソッドがある。そこで、私たちは、論語の「50にして天命を知る」の言葉のとおり、「知命塾」を立ち上げました。
 自分の「枠」に気づき、視野や発想を広げ、自分の可能性を信じて挑戦をしようというマインドセットをします。そして、実践力(=雑用力)を身に着けます。新たなキャリアを見つけます。

【環境認識とセカンドキャリア創り】
 厚生労働省「平成22年国民生活基礎調査」によると、老後生活の平均像として、高齢世帯の平均所得月額は25.66万円(年間307.万)となっています。平均的支出はこれより多く、不足する5万円程度は貯金を切り崩したり、わずかながらの労働収入でまかなうことになります。老後の安心の為にも、健康維持のためにも細く長く収入の道を確保することが大切です。

 長年の企業人生活/重ねた経験が、知らないうちに視野や発想を狭め、固定化していることを気づくプログラムでは、健全な懐疑心を持つことを勧めています。
 問題ではなく、可能性に焦点を当てて、自己信頼醸成(CANの拡大)を図ります。

 「自分の棚卸し」「忘れていた力、隠れていた力の発見」「志の確認・発見」は独りでするのは難しいので、知命塾では、クラスの仲間が互いに引き出し合い、自分を活かすべき場所を考え、セカンドキャリアを創ります。

【社会ムーブメントへ】
 人は、自分が持てる力を存分に発揮できている時に幸せを感じるもの。可能性は自分の中に眠っています。思っている以上にある一人ひとりが持てる力を存分に発揮する社会へすべく、社会ムーブメントを起していきたいです。

◇人むすびカフェ  ファシリテーター  角田知行さん
人結びの場

 今日のお題は、「個も社会も末永く幸せになるにはどんなアイデアがありますか?」 熱い対話となりました。ご感想を一部、ご紹介します。


・大人のCANを因数分解 Second Carrierを企業内教育
・志・自発性はどのように身につくか? 雑用力or友達力
・自分が追ってきた課題設定が正しいと確信。
・自分は変えられる⇒ライフデザインの見直し
・「終身雇用」より「終身就業」「終身活動」が大切。収入がともなえばさらによい。
・自身の考えを持つと同時に周囲の意見を聞くことの大切さ
・一生働く時代が来たのだ。ぐずぐずしちゃいられない。
・「枠外し」「自己信頼」そのコンセプト    等

人結びの場
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