第81回 社会起業家の創業支援
第81回 ソーシャルビジネスを支える仕掛けをつくる

第81回 ソーシャルビジネスを支える仕掛けをつくる

2015年4月21日(火)午後7時から「ソーシャルビジネスの支援の仕掛けとは?」「ETIC.のことを知りたい」と思う団体職員、NPO代表、建築家、経営者、中小企業診断士、ジャーナリスト、金融パーソン、ビジネスパーソン、大学教員・職員、行政書士、セラピストなど26名が集い、対話しました。(感謝!) 詳細はこちら

◎第81回:「ソーシャルビジネスを支える仕掛けをつくる
                 ~「経営」「人材」「資金」で起業家・若者を応援する」
   ☆ゲストスピーチ&質疑応答   山中 資久(やまなか たすく)さん
        (NPO法人ETIC. インキュベーション事業部)
        

人結びの場
【自己紹介】
 高校3年時代からNPOに関わり、大学時代には学生団体を立ち上げ、地域メディア・政策提言×学生×イベントづくりを行い、2007年、慶応義塾大学(SFC)卒業後、人材系に特化した広告代理店を経て、2011年の震災を機にNPO法人ETIC.に入社。震災復興リーダー支援プロジェクトの1つ、右腕派遣プログラムを担当し、2014年からは社会起業家の事業化支援を担当しています。

 2020年までに目指すことは、「挑戦する人たちの連鎖をつくりより良い社会をつくる そのために、適切に人材・資源をコーディネートできる人になる」ことです!

【ETIC.=Entrepreneurial Training for Innovative Communities.について】
 ミッションは、「変革の現場に挑む機会を通して、アントレプレナーシップ(起業家精神)溢れる人材を育みます。そして、創造的で活力に溢れ、ともに支え合い、課題が自律的に解決されていく社会・地域を実現していきます」。
「人をつくる。社会をつくる。日本をつくる。」ことを目指しています。

 ETIC.では20年間で約8000人の意欲ある若者たちを変革・創造の現場へつなげてきました。社会をつくる、人づくりをしてきた20年で、NPO「カタリバ」、NPO「フローレンス」、ケアプロ㈱、NPO「NEWWERY」、㈱ワーク・ライフバランスなど多くの団体、起業家が生まれました。

【ETIC.の柱となる2つの事業】
 (1)起業家型リーダー育成事業(対象:大学生~30代社会人)
 スタートアップ期の経営者や社会起業家のもとに、創業志望の大学生が半年間、「期間限定の正社員」「経営者の右腕」として事業の発展にコミットすることで、志と起業家精神を養うインターンシッププログラムを展開。巻き込み数は延べで、若者3,000名、 受入団体1000社。その他成果としては、OB起業家200以上、 連携大学20以上。

 (2)社会起業家創業支援事業(対象:起業家)
 社会起業家イニシアティブは、若い立ち上げ期の起業家を対象に、「経営・人材・資金」の観点から事業計画立案や組織基盤整備をサポートし、事業成長の土台を創ることを目指し、プログラム輩出者は300人以上、事業継続率90%。

【経営支援】
 ソーシャルビジネスの経営には、誰の課題を解決したいか「ミッション」が一番大事。そして、ターゲットがどのような状態になることが良いのか、それはいつまでに課題解決をしなければならないのか、そのためにはどのような「ソリューション」で目指すのか、そもそもなぜこの事業をやりたいのか個人の「動機」が大事だと考えています。

【人材支援】
 1993年の設立以来、若者たちが社会への志を持ち、新たな起業家的アクションを生み出すことを支援するために、事業の成長エンジンとして、本気のインターンシップ生を受け入れ、「若い人材が成果を挙げ、成長する仕組み」としてアントレプレナー・インターンシップ・プログラムを展開してきました。

 次の時代を担うことができる「起業家型リーダー」の輩出を目指しています。起業家、新事業創出リーダー、経営陣、地域変革リーダー、震災復興リーダー、次の世代のモデルになる生き方・働き方の実践者が生まれています。

 被災地の復興に向けたプロジェクトに取り組む起業家・リーダーのもとに、有能かつ意欲ある人材を「右腕」として派遣、マッチング事業を行ってきました。

【資金支援】
 日本財団、西武信用金庫と一緒の取組みで、西武ソーシャルビジネス成長応援融資「CHANGE(チェンジ)」があります。NPOやソーシャルビジネスなど、社会や地域の課題解決にチャレンジする組織を「資金面(最大500万円)」と「経営面(人材・ネットワークなど)で応援するものです。

 特に事業成長応援コースでは初めて融資を検討するようなNPOやソーシャルビジネスの事業者に対し「資金面(500万)」と「経営面(人材・ネットワークなど)」で応援! 固定金利年0.1%で原則無担保、識者を交えた「事業評価」で融資審査プロセスをサポートしています。

 CHANGEから見えてきた方向性があります。
 ①ソーシャルビジネスにとって「長期計画」を見直す機会になる
 使う計画 → 増やし返す計画
 短期的な「人」「金」の問題 から、 ミッション、事業モデル、展望を見直す
 ②社会的信頼性の向上につながる
 NPO法人における事業性・継続性の評価と企業法人における社会性の評価
 ③地域資金の新たな循環につながる
 地域のお金が地域に貢献することで、 地域が豊かになる

【振り返り】
 意外にも次世代にバトンタッチする時期が早い!!息子が中学生になるまであと10年 もない!?それまでに社会はもっと良い方向に変わるのか???


◇人むすびカフェ  ファシリテーター  角田 知行さん
人結びの場

 今日のお題は、「ソーシャルビジネス(社会)的課題の解決にチャレンジする人たちを更に応援する社会になるためには何が必要でしょうか?」)
        
終了後のご感想を一部、紹介します。


・ここまでソーシャルビジネスに取り組んでいる力のある存在があるのか!?
・名だたるベンチャーがETIC.の出身とは驚きました。
・失敗しても応援出来る社会
・ソーシャルビジネスの捉え方は多様なので、使う時は気をつけて説明する必要がある。
・イノベーションを起こす空間づくり
・場の必要性(スペース、人のつながり、コーディネータ)
・資金を作る中間支援団体
・隣のおばあちゃんがソーシャルビジネスをイメージできる仕組み
・ソーシャルアジェンダ100 取り組むべき課題を見える化すると人が集まってくる。
・ワークショップで出会った言葉 “ソーシャルアジェンダ100”は新鮮だった。
・行政の役割、行政職員の指導法に工夫必要    等

人結びの場
人結びの場
人結びの場
人結びの場
人結びの場
人結びの場

参加お申込みはこちら
株式会社テラ・コーポレーション
東京都文京区白山1丁目20番4号
ハウス白山ビル4階
[TEL]03-3815-1981
[FAX]03-3815-1982
資料請求はこちら