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人むすびの場

第101回:「神社は見えない世界のインターネット」

第101回:「神社は見えない世界のインターネット」

2016年12月14日(水)午後7時から「神社大好き!」「神田神社で八木さんのお話が聞けるなんてぜひとも!」とテーマに関心深い経営者、NPO代表、コーチ、大学教員、ビジネスパーソン、環境カウンセラー、金融パーソン、ファイナンシャルプランナー、学生、経営コンサルタントなど40名が集い、対話しました。(感謝!)

 新たなスタートとなる第101回は、お正月を前に「神社」に着目し、私たちにとって「神社の役割とは何か」をみんなで一緒に考えました。2016年夏に著書『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』を出版し、ベストセラーとなっている八木龍平さんをお招きし、開催の「場」も神田神社(明神)にご協力をいただき、「参拝とワールドカフェのコラボ」を実現、人と人をむすぶ神社のネットワーク機能を肌で感じながら、今回のテーマを掘り下げました。

◆第101回:「神社は見えない世界のインターネット」 ~人をつなぐシステムとしての役割」 

☆ゲストスピーチ&質疑応答
八木 龍平(やぎ・りゅうへい)さん(作家、科学者)
http://ameblo.jp/shoutokureiki/

人結びの場【正式参拝】
 午後6時30分からゲストの八木さんとともに厳かに正式参拝を行いました。知らず知らずのうちに身につけた罪穢れを清める清々しい時間でした。(写真撮影:神田神社)

人結びの場

その後、祭務所地下ホールにて、「人むすびの場」を開催しました。

【自己紹介】
 私自身は、現在、フリーランスの研究者です。今夏出版した著書は、20万部を超えました。読者は男女半々、講演会をすると8、9割が女性ですが、今日は違っているようです。

 これまで市民記者育成や地域活性化など、取り組んできましたが、新しいアイデア<知>を発掘するときの取り組みスタンスは、神社の場合も同じです。
 「主観」と「客観」、「私」と「私たち」の4つの象限で、「スピリチュアリティ」(美しいの?)、「科学」(真実なの?)、「文化」(善きことなの?)、「システム」(役に立つの?)からアプローチします。

【神社のネットワーク構造】
 全国に神社は、79000社ほどあります。
 天地創造からの天皇家の神様の下に有力氏族(物部氏、大伴氏、秦氏など)の神様、すなわち、有力氏族の神社がありました。

 なぜ「ちがう神様のお守りを同居させてはいけない」という民間伝承があるのか?
 →これは、気にする必要はないです。

 現在は、神様ネットワークの時代であり、有力氏族の神社も◯◯氏のための神社から、 みんなの神社になりました。八幡ネットワークと稲荷ネットワークの間(Inter-)も接続しています。神棚・お守りで、外出中でも神様インターネット、八幡ネットワークとつながるようになっています。

【「神社」と「地域」の不思議な関係】
 鈴木春菜・藤井聡(2008)「地域風土」への移動途上接触が「地域愛着」に及ぼす影響に関する研究. 土木学会論文集D, 64(2), pp.179-189を参考にすると、<神社は愛の生産工場>と言えます。

 <知る→愛する→貢献する→パフォーマンスが向上する>という公式からいけば、ポジティブな情報を知ることによって、愛するようになり、コミットメントが高まって、成功すると言えます。成功する人はモノゴトを肯定的に捉えます。地域も会社も同じです。

【神社は意識の集合体<集合意識>】
 参拝すると<知る>ことになります。なぜ?から着想して、全ての祈りが積み重なっています。誓いを表明する場所が神社。神田神社に参拝すれば、神田神社の一部になります。神社は地域の願いを集める場所でした。

 「祓う」ことは、魂の区画整理・掃除と言えます。<知る>ためのスキマができる!
そこへ神様の願いが「風」にのって入ってくる。そこで、この世で私達が願いをかなえる。 5Sや瞑想なども同じです。

 「万物」も集合意識が集まれば、神社的になります。万物に神宿らせる核心は“祓い” です。


◇人むすびカフェ ファシリテーター 角田 知行さん

人結びの場今日のお題は、「あなたにとって神社はどのような存在ですか?~想い、思い出、体験etc.~」それぞれの方の胸に神社があり、思いや見方があり、にぎやかに話の花が咲きました。

終了後のご感想を一部、紹介します。


・神社は寛容なんでもwelcomeなplace!
・心にスキを作らないと新しいことは入らない(かなわない)祓いの意味
・神社は感謝する場所、家族・地域繁栄 自分を整理する場所 人生なんとかなる(と思える)場所
・神社はコミュニティセンター
・神社は祈るところではなく誓いを表現すること
・神社(神宮)には教え(教典)がないし、しない
・神社の役割はこれから変わる→さらに地域に大切な存在
・心の鏡 
・神社は縁結びの場
・神社の「宗教性」と人が集う「場」としてのバランス
・日本発祥の神社が世界の神社に広がっていき、平和の輪ができる夢を見たい 等


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