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第122回 高校生の地域連携

第124回 TOKYO2020 
      ボランティア活動で何を目指すのか

2018年11月22日(木)午後7時から「TOKYO2020を知ろう」「ボランティア活動に興味ある」と自治体職員、ビジネスパーソン、ソーシャルディレクター、NPO法人代表、市民メディアプロデューサーなど9名が集い、対話しました。(感謝!)

⇒今回のご案内

◎第124回:「TOKYO2020 ボランティア活動で何を目指すのか
                  ~個人的&社会的インパクトから考える」

☆ゲストスピーチ  沢渡 一登(さわたり・かずと)さん
           <日本財団ボランティアサポートセンター 事務局長>
           http://www.volasapo.tokyo/"

  人結びの場 【今まさに進行中】
 いろいろマイナスイメージも語られていましたが、昨日11月21日に、大会ボランティア登録が募集人員の8万人を超えました。12月21日が締め切りです。
 大会ボランティアは2月から面談を始めています。

 日本財団のボラサポは、①研修コンテンツの作成、講師育成、②WEB・映像による情報発信とイベントの開催、③企業向けボランティア勉強会の提供、④過去大会のボランティア実態調査をしています。
 大会ボランティアは組織委員会が運営主体の大会ボランティアが8万人と開催自治体が運営主体の都市ボランティアがあり、東京都3万人となっています。
 大会ボランティアの活動分野は、案内、競技、移動、アテンド、運営、ヘルスケア、テクノロジー、メディア、式典の各種サポートです。 大会ボランティアの活動分野は、案内、競技、移動、アテンド、運営、ヘルスケア、テクノロジー、メディア、式典の各種サポートです。

【ボランティアの意義】
 ロンドン大会での成功の主役はボランティアで、ゲームメーカーと呼ばれ、「大会の顔」、ロンドンアンバサダーとして活躍しました。その後、地域でまちおこしに関わり社会的に重要な位置で活躍し続け、ボランティアの文化が遺っています。

 今大会ボランティア登録が8万人をこえた中の4万人弱は、外国人です。まさにダイバーシティなチームビルディングに向かっていきます。人と人が支える共生社会ではボランティアが先駆性を持っています。

 オリンピックボランティアとその他ボランティアのモチベーションを比較するとシドニーオリンピックの場合、オリンピックボランティアは地域社会のためになるという理由も見受けられるが、人脈づくりのため、スキル向上のため、就労機会の増加など、より自分のためになることをモチベーションとして持っていることがわかりました。

 オリンピックボランティアのイメージとしては、「一生に一度の験44.2%」「語学力が必要41.7%」「イベントに関われる41.5%」「国際交流41.0%」など肯定的なイメージがあります。

 パラリンピックは、日本が最初の大会となったことから、今回もぜひよい大会としたい。パラリンピックのボランティアは参加当初には想像もしていなかったようなインパクトを感じることができ、共感が生まれることが自分自身を成長させることに直結します。

 企業がボランティアを推進する理由は、①会社のイメージ及びブランド認知向上、②ビジネスの目的の戦略的実行と、増収に貢献、③従業員リクルート・社内イメージの向上、④従業員のモラル・忠誠心・生産性向上、⑤チームワークの向上・一体感づくりで人づくりにあります。

 従業員にとっても、ダイバーシティなメンバ―とボランティアをすることで、研修も受無料で受けられ、リーダーシップスキルを向上させたり、コミュニティの問題やニーズを理解し、地域社会への帰属意識やプライドを高めることができます。

 企業は、従業員に社会課題の最前線で活躍してもらうこと、そこにボランティアを推薦しておくことが大事。

【レガシーを遺す】
 「2020Tokyo成功の主役は私達!と言い切れるボランティアに」なって欲しいです。
ボランティアを経験した人の個人的社会的満足度は計り知れないものがあるので、日本でもボランティア文化を根付かせ、2020年以降のレガシーとして遺していきたいです。

 今がターニングポイントです。自身がどう関われるか、を考えていただけたらと思います。


◇人むすびカフェ  ファシリテーター 角田 知行さん人結びの場 
今日のお題は、「今日のお話を聞いて、話してみたいこと、
              考えてみたいことは何ですか?」

  沢渡さんやお互いの話に耳を傾け、対話しました。

  終了後のご感想を一部、紹介します。


・東京オリパラボランティアの意義、思っていたより楽しそう。世界中に仲間ができる?
・“共生”ということにボランティアと寄附は欠かせない。
・ボランティア=先駆者 新規性のあることはすべてボランティアから始まる。
・オリンピックボランティアは「ただで研修ができる」⇒仕事・キャリアアップ
・オリンピックでボランティアした11万人がそれぞれ地域生活のリーダーになる⇒そのきっかけを作りたい。
・先駆性、自主性を基本とするのはビジネスでも同じ。 等

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